✏️ この記事の執筆者
フロル行政書士事務所(横浜)
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開業して1か月が経ちました。
正直に言います。売上はゼロです。
「独立したら自由になれる」「専門家として活躍できる」そんな気持ちで開業届を出したあの日から、あっという間に1か月が過ぎました。華々しい報告ができれば良かったのですが、現実はそう甘くありませんでした。
せっかくなので、行政書士開業1か月のリアルをそのまま書き残しておこうと思います。これから開業を考えている方、開業したばかりで同じ状況の方に、少しでも参考になれば。
開業前の私は、割と楽観的でした。
第一級陸上無線技術士・電気通信主任技術者・応用情報処理技術者・G検定(AI)・FP・第4類消防設備士・簿記2級…資格はそれなりに持っている。行政書士の試験にも合格した。業務の幅も広い。きっと何かしら引き合いが来るだろう、と。
甘かったです。
開業したからといって、誰かが自動的に依頼してくれるわけではありません。「開業した」という事実は、依頼者には何の関係もない話です。「あなたがここにいることを知ってもらう」ところから全部自分でやらなければならない。当たり前のことですが、開業してみて初めて身に染みました。
正直に棚卸しします。
業界活動
営業・集客
その他
以上です。我ながら切ない1か月でした。
開業してすぐ、神奈川県行政書士会の支部行事と単位会の研修に参加しました。
正直、最初は「人脈を作らなければ」という義務感に近い気持ちで参加しました。でも行ってみると、先輩行政書士の先生方がとても親切で、色々な話を聞かせてもらえました。
「最初の1年は食えないと思え」
ベテランの先生から言われた言葉です。笑いながら言われましたが、笑えませんでした。
「最初は何でもやった方がいい」「専門を絞るのは2〜3年後でいい」という方もいれば、「最初から専門を絞らないと埋もれる」という方もいて、先輩によってアドバイスが真逆だったりもしました。
それでも、同じ立場の人たちと話せる場所があることは、精神的にありがたかったです。一人で事務所にいると、社会から切り離されたような感覚になることがあるので。
1か月で相談が1件ありました。
運送業と倉庫業の許認可をすでに取得されている事業者さんから、「入札をやりたいので、もしかしたら行政書士にお願いすることになるかもしれない」というご連絡をいただきました。
事業の概要、入札に向けた課題、今後の展開…。帰り道、「これはもしかしたら受注になるかもしれない」と少し浮かれていました。
その後、音信不通になりました。
おそらく、許認可はすでに取得済みで、入札の手続き自体も難しいことが特になく、行政書士に依頼するほどの案件ではないと判断されたのだと思います。
落ち込みましたが、よく考えてみると、これは「依頼者が自分で解決できた」ということであり、悪いことではないのかもしれません。行政書士が必要な場面は、手続きが複雑だったり、時間がかかったり、専門知識が必要だったりする場合です。依頼するほどでもないと判断されたなら、それはそれで正解だったのでしょう。
今回は受注に至りませんでしたが、実際の事業者様がどのような課題(入札へのハードルなど)を抱えているのかを生で聴けたことは、今後の業務プロセスの構築において大きな財産になりました。
でも、もう少し粘ってみてもよかったかなと思わなくもないです。
相談案件がない日は、ひたすらブログを書いていました。
横浜市・神奈川県の許認可・補助金・無線局免許…自分が得意とする分野を中心に、少しでも検索で見つけてもらえるようにと記事を書き続けました。書いた記事の数は、気づいたら相当な本数になっていました。
正直、書いても書いても、すぐにアクセスが増えるわけではありません。SEOの効果が出るには数か月かかると言われています。今やっていることが実を結ぶのは、もう少し先の話です。
ただ、Googleサーチコンソール(サチコ)を見ると、補助金・助成金関連の記事が少しずつ検索に引っかかり始めているのは確認できています。まだクリックにはつながっていませんが、「見られ始めている」という実感は少しあります。
売上はゼロでも、資産は積み上がっているはず。そう信じて書き続けるしかありません。
売上ゼロ。
この言葉をこうして文字にすると、改めてなかなかの現実だなと思います。でも、焦りと同時に「まあそうだよな」という妙な納得感もあります。
考えてみれば、どんなビジネスでも、開業初月から売上が立つケースはそれほど多くない。ましてや行政書士は「何かに困ったときに思い出してもらう」仕事です。知名度がない段階で、いきなり依頼が来る方が不思議なくらいかもしれません。
先輩に言われた「最初の1年は食えないと思え」という言葉が、妙にリアルに感じられる1か月でした。
開業2か月目に向けて、やることはシンプルです。
派手な営業活動はしていません。今は「見つけてもらえる土台を作る」フェーズだと割り切っています。
開業したての今、ありがたいことに(?)時間は十分にあります。お問い合わせをいただければ、お客様一人ひとりに精いっぱい向き合える自信があります。これが今の自分の最大の強みだと思っています。
特に風営法の許可申請は、CAD図面の作成から申請まで丁寧にサポートできます。支部の先輩に言われた「CADが使える行政書士は少ない」という言葉を胸に、そこを一つの柱にしていこうと思っています。
「まだ暇な行政書士」は、裏を返せば「あなただけに集中できる行政書士」です。
売上ゼロの1か月でしたが、ホームページとブログという「デジタルの営業マン」を少しずつ育てられた1か月でもありました。来月は、このデジタルの営業マンが少し仕事をしてくれることを期待しつつ、引き続き地道に続けていきます。
風営法の許可申請(スナック・キャバレー・ガールズバー等)でお困りの方、ぜひご相談ください。残念なくらい時間があるので、丁寧に対応します😄
フロル行政書士事務所は、横浜市神奈川区で開業した行政書士事務所です。許認可申請・補助金申請・会社設立・無線局免許申請など、幅広い業務に対応しています。
「こんなこと相談していいの?」という段階からお気軽にご連絡ください。
免責事項 本記事は令和8年7月時点の個人的な体験をもとに作成しています。