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フロル行政書士事務所(横浜)
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「警備業務で無線機を導入したいけど、免許は必要?」「ビル管理で複数フロアをカバーしたい」「契約先の施設にも無線機を持ち込みたい」
警備会社・施設管理業では、広いエリアでの迅速な連絡・指示が安全管理の要です。しかし無線機の種類によって必要な手続きが異なり、間違えると電波法違反になるリスクがあります。
この記事では、警備・施設管理業に特化した無線機の選び方と手続きを解説します。
所長 フロル「複数の現場に無線機を持ち込みたい」「契約先のビルで使えるか確認したい」というご相談をいただきます。警備・施設管理業ならではの注意点がありますので、導入前にご確認ください。
警備・施設管理業では、以下のような特有の事情があります。
これらのニーズに応える無線機の選択と、適切な手続きが重要です。
| 種類 | 手続き | 通信距離の目安 | 警備・施設管理での適性 |
|---|---|---|---|
| 特定小電力トランシーバー | 不要 | 数百m程度 | 小規模施設・同一フロア向け |
| デジタル簡易無線(登録局) | 登録申請 | 数km程度 | 最も普及・複数施設への持ち込みOK |
| IP無線機 | 不要 | 全国(携帯回線) | 広域・複数拠点間の連絡に最適 |
| Wi-Fiトランシーバー | 不要 | Wi-Fiエリア内 | ビル内・施設内での安定通信に有効 |
向いているケース
注意点
警備業・施設管理業で最も広く使われているのがこの登録局です。
複数の契約先に持ち込める 登録局は「登録した者以外でも使用できる」という特性があるため、自社で登録した無線機を複数の契約先施設に持ち込んで使用することが可能です。これは建設現場記事でも触れた「免許局」との大きな違いです。
台数を柔軟に増やせる 警備案件の増減に合わせて台数を調整しやすく、包括登録を利用すれば複数台をまとめて管理できます。
防塵・防水性能の高い機種が揃っている 雨天・屋外での警備業務にも対応できる堅牢な機種が多くあります。
携帯電話の通信回線を利用した無線機で、免許・登録は不要です。
警備・施設管理業での活用例
注意点
施設内のWi-Fi(無線LAN)環境を利用して通信するタイプで、免許・登録は不要です。
向いているケース
注意点
登録局であれば、自社で登録した無線機を契約先施設に持ち込んで使用することは可能です。ただし「どの施設で使用するか」が登録内容と大きく異なる場合や、施設側が独自のチャンネル管理をしている場合は、事前の確認・調整が必要です。
登録局は「登録した者以外でも使用可能」ですが、これは無秩序に誰でも使ってよいという意味ではありません。貸し出す側には適切な管理義務があります。誰に貸し出したか、どの施設で使用したかを記録・管理する体制を整えることが重要です。
警備業では長時間・夜間の運用が前提になります。連続使用時間が長い機種の選定と、予備バッテリーの準備が実務上重要です。
IP無線機の中には、スタッフの位置情報をリアルタイムで把握できるGPS機能を備えた機種があります。大規模施設や広域警備での安全管理・効率化に役立ちます。ただしGPS機能の使用にあたっては、スタッフへの事前説明と同意取得が必要です。
デジタル簡易無線(登録局)の有効期間は5年です。更新を怠ると電波法違反になります。複数台を管理している場合、登録日がバラバラになりがちなので、一括で管理できる台帳の整備をおすすめします。
特定小電力トランシーバーで十分なことが多い。手続き不要でコストも低い。
デジタル簡易無線(登録局)またはWi-Fiトランシーバー。施設内の電波環境に応じて選択。
デジタル簡易無線(登録局)+IP無線機の併用が有効。現場内はデジタル簡易無線、拠点間はIP無線で対応する使い分けが実務的。
STEP1|無線機の選定・購入 技適マークのある機種を選ぶ。登録局(351MHz帯)であることを確認。
STEP2|登録申請書の作成・提出 管轄の総合通信局(横浜市・神奈川県内なら関東総合通信局)に申請。電子申請も可能。
STEP3|登録状の交付 審査が完了すると登録状が交付されます。
STEP4|開設届の提出(包括登録の場合) 無線局の開設後15日以内に提出。
STEP5|電波利用料の納付
STEP6|5年ごとの更新(再登録) 有効期間満了前に更新手続きを行います。
「どの無線機を選べばいいか分からない」「登録申請の手続きを任せたい」という方はご相談ください。
フロル行政書士事務所の代表は、第一級陸上無線技術士の資格を保有しており、無線局の登録申請をワンストップでサポートします。
「複数台まとめて登録したい」「5年ごとの更新管理を任せたい」という方も、お気軽にご相談ください。
📋 無線局免許の基本については無線局免許とは?総論記事もあわせてご覧ください。
免責事項 本記事は令和8年(2026年)7月時点の情報をもとに作成しています。手数料・手続きの詳細は変更される場合がありますので、申請前に必ず総務省電波利用ポータルサイトまたは関東総合通信局にご確認ください。本記事の内容に基づいて生じた損害等について、当事務所は責任を負いかねます。

